文責:きみえ12号(ちょいすけ)
~シチーケンジャーの箱~
ダイアロス島に生息する者達は時々、七賢者の箱、と呼ばれる箱をドロップします。
この箱はその名の通りwar奇跡タイムに現れる7名のモラ族にちなんだ7種類があり、その中身は全ての箱に共通した品もありますが、アタリ?を引くとそれぞれの賢者が司る事象に縁がありそうな品が出てきます。
七賢者の箱はこれを収容するスペースを持たなそうな者でもドロップしますが、どう携行しているのか?ドロップする者とそれぞれの賢者との関係は?中身は誰が準備しているのか?
いえいえこの七賢者の箱、箱の重量と中身の重量が一致しません。あらかじめ中身が決まっているのでは無さそうなのです。
これは一体如何なる現象なのか?
そう言えばくじ引きの様な箱は他にも色々な場所で見られます。
今回はこのダイアロスに散らばる、箱、を考察してみます。
~トレジャーハント~
ダイアロス各地には古のアイテムを入手出来るトレジャーポイントが潜んでいます。それぞれの場所で対応した地図を使用すると採掘点がpopします。ただ一回の使用で無くなってしまうこの地図は、地図と言うより採掘点に反応する魔法のスクロールのような物でしょうか?
採掘点を破壊すれば宝箱とそれを守るガーディアンが発生し、ガーディアンを排除すれば晴れて宝箱を開ける権利を得られます。
敵を倒して箱を、アイテムを得る。
さて、如何なる仕組みなのか?
この関係は、遡ればカオスエイジのゲートキーパーと原初の泉にも見出せます。また火竜神殿の召喚と宝箱の関係にも見られます。
七賢者の箱もmobドロップという形を考えれば敵を倒して宝を得る構図とも言えます。バハの宝箱なども実は火竜神殿の箱や賢者の箱に近いのでしょうか?
トレハンの宝箱を含めこれらの箱や原初の泉の共通点は、箱を得る難易度と中身の期待度は比例している事が挙げられます。宝には倒すべき敵と関係の深いアイテムが含まれもします。
どうやら敵と宝には因果関係があると考えられ「敵を倒し箱を得る」事は、ある種の召喚儀式のような雰囲気を感じます。
~錬金の森、錬金の箱~
ダイアロスには錬金の術があり、この術では二つのアイテムの相互作用により別のアイテムや生命をも産み出す事が出来ます。
かつては錬金の森と呼ばれる何処かで行われていた錬金の術も、今ではビスクに設置された錬金の箱で行えます。錬金については中身の素を用意したのは紛れもなく投入者ですので、錬金の箱については賢者の箱などとはまた違ったメカニズムが働いているようです。
火竜神殿やバハの箱の固定された箱の中身が毎回違う事や、七賢者の箱の重量が中身と一致しない辺りは、錬金の箱に近い作用にも見えます。
倒した者に含まれていた魔的相互作用、魔力が、箱という可能性のカタチとして生成され
開ける事、つまり観測によりモノに収束する、、、のでしょうか?
錬金とはすなわち、モノを一旦魔力に変性する工程を含んでいる、、、?
モラ族はかつての自分たちの力を、科学と呼びます。
preよりも技術の進んでいたモラ文明やエルアン文明では、箱についてどれほどの知識をもっていたのでしょうか?
エルアン文明で巫女の職にあったヒスティアは、火竜神殿での儀式による火竜の出現を、具現化、と表現しました。
箱にまつわる工程はmoe宇宙の物理法則が許す現象であり、これを儀式と呼ぶ事はmoe宇宙物理法則の解釈の一つとでも言えそうです。
結局の所、リアルに住う我々が箱にまつわる現象の根底を知るのは、直にそれらに触れられるmoe宇宙の人々が解明してからになるでしょう。