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エルアン文明研究会

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会長との出会い その6

[ウィッチブレードのひとりごと]

でもあなたは火力なんじゃないの? 彼女は私の持っている弓を指差しながらたずねてきた。 確かに私は弓を持っているから、はたから見ると火力に見えるかもしれない。 でも、ダンスや物まねなどの補助的なスキルを沢山とっていて、 攻撃力が上がるスキルは全くとってない。 火力としては最低限の攻撃力しかないんだよねー。 だから火力というよりはサブ火力?みたいな感じかなー。 私がそう言うと、それなら私はサブヒーラーかなと彼女は答えた。 魔法熟練のスキルがないので魔力がそれほど高くないし、 マナも不足しがちだという。

本職のヒーラーじゃないってみんなに言ったほうがよかったのかな? 彼女はまださっきの戦いのことを気にしているようだ。 うーん。そうかもしれないけど・・・。 私はさっきの闘いの間、ずっと思っていたことを彼女に話した。 広場の真ん中じゃなくて、はしのほうで戦ったほうがよかった。 盾役さんはすごく強かったけど、パーティのリーダーとしては あんまり上手じゃなかったと思う。 苦戦したのはパーティ全員の責任だから、ヒーラーさんだけが 責任を感じることはないよ。 私がそう言うと、彼女はほんの少し気が楽になったみたいだった。

それから私たちは村アルターの前に座り、二人でずっと話してた。 何を話したか、細かいことはもう忘れちゃったけど。 とにかくずーっと話しをしていたことは覚えてる。 1時間も2時間も、時間がたつのを忘れて話していた。 私は知らない人にも普通に話しかけたりするけど、 知らない人とこんなに長い時間話したことはなかった。 気がつくと、カオス討伐に向かう人たちが村アルターに集まりだした。 もう夕方になったんだ。

なごり惜しいけど、そろそろお別れの時間かな。 そう思ったとき、彼女が変なことを言い出した。 レクスールヒルズが好きなんだ、と。

つづく