本サイトはMMO「Master of Epic」の非公式ファンサイトです。
サイト内の内容はプレイヤーが独自に想像、考察した内容を含み、「Master of Epic」公式のものではありません。
また、本サイトに記載されるスクリーンショットなどの画像や
ダイアロスの世界観・固有名詞などについて以下の著作権上の注意をご確認ください。

(C)MOE K.K. (C)Konami Digital Entertainment 株式会社MOE及び
株式会社コナミデジタルエンタテインメントの著作権を侵害する行為は禁止されています。

エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
誰でもお気軽にお越しください!

友情の証

[セレナイアの手記]

誰かと仲良くなるには、どうしよう?

笑顔で声をかけて、自己紹介をして、相手のことを聞いて 一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、プレゼントをしたり、内緒話をしたり。 それとも悪意を隠して、誰かの悪口を言って、共通の敵を作って 一緒に攻撃して、お互い庇いあって、戦いの貢献と、名誉を称えあう?

岩の合間を抜けると、木がある! 荒涼とした大地はここで終わり、緑と水の渓谷が広がる。 大きな川と、豊かな畑を見下ろしていると 谷底から吹き上げるみずみずしい風が私を潤してくれるよう。

私は、ついにエルガディン王国のはずれ イルヴァーナと呼ばれる場所まで来たのだった。 石造りの広い舞台のような建物から 渓谷を眺めていただけのだけどなんだか後ろが騒がしい。 武装した人たちが、建物の上で何かしている。

聞けば、この建物は「祭壇」で、彼らはこれから「竜の試練」に挑むのだそう この試練を乗り越えた人は、エルガディンでは相当高く評価されるみたい。 危険だというので、少し離れた場所から見ていましょう。

どこからともなく、巨大な青い竜が現れて どちらからということもなく、彼らと戦いが始まった 死闘の末についに竜は倒れ、彼らの歓声が聞こえてきた。

・・・竜の試練って、竜と戦って倒すことなの? エルガディン人の竜に対する考え方はやっぱりおかしいんじゃないかな。 竜を神として崇めて、家族のように扱って、でも倒す。 あの竜も青いとはいえネオクドラゴン種のような姿をしていたから いつものスカイドラゴン種だけ贔屓にしてるのかもしれないけれど。

祭壇に横たわる竜をなんだか気の毒そうに見ていると なんとなく竜の墓場の骨を思い出してしまう。 あの骨の持ち主も、寿命じゃなくて殺されたとしたら?

でも誰に?ドラゴンの中でも最大の種を脅かす生き物なんていないよね。 そうなると、彼らのように強い人間の手で? 思い当たる人間がいるとすれば それは、エルガディン王国の祖である5人の英雄たち。

でも、何のために? もしも、だけど、ネオクドラゴン種がスカイドラゴン種の天敵だとしたら? ネオクドラゴン種の成竜を滅ぼしたことで、スカイドラゴン種を手懐けた?

まさかとは思うけど、一応すべての辻褄は会う気がする。

・エルガディンの5人の英雄はネオクドラゴン種の成竜をほぼ駆逐した ・天敵を退けたことで、スカイドラゴン種が彼らを仲間だと認めた ・竜の墓場は英雄達の偉業の証であり、竜と心を通わせた土地でもある ・スカイドラゴン種の庇護者であることを示し続けるために巨竜を倒す儀式が続けられている

これが真実でも妄想だったとしても、とてもエルガディンの人には話せないよね。 でも、胸の内に秘めておくことなんてできるかな いいえ、誰かに聞いてもらいたい、そう、あの人達に。