[セレナイアの手記]
マブのシンボルについて、もう一度よく見てみよう。 絡み合う蛇に目が行くけれど、真ん中にあるのは 髑髏があしらわれたY字型の石だ。 この形は、祭壇にある大きなオブジェと同じだね。
祭壇のほうは、蛇は1匹だけで、Y字型の石に絡みついている。 髑髏の飾られ方は一緒だけど、シンボルのほうは石の横に切り込みが入っている。
これってむしろ魔法の道具や、高度な技術で作られた機械のようなものだったりしないかな。
蛇や髑髏、蝋燭なんかは実はただの飾りで このY字型の石になにか秘密があるような気がしてならない。 もっと言えば、祭壇の巨大なオブジェすら飾りで この小さなシンボルの方こそ、重要な意味があるように思えてくる。
マブのシンボルは、今は他の土地には無いってことは調べてあるのだけど マブ教徒がいるところに、時々おかれているこれ
見ようによっては、近しい形をしているような…どうだろ。
ともかく、今このシンボルについて分かっているのは 「闇の力」を高めるものであり 「異界」からモンスターを呼び出すのに使われるものでもあるということ。
つまり、それがどういうものかはわからないけど 「闇の力」を溜め込んだり、どこかに送ることができるのは間違いなさそう。 溜め込むんじゃなくて送るとしたら 「異界」のところ?それとも「イーゴ」のところだろうか。
もしかして、各地のソウルバインダーが集めた私たちのスキルは 何らかの形でここに送られていたりするのかも?
あれ?でもそうなると、彼らの言う強大な闇の力っていうのは 私たちのスキル…を何かに変換してるのかな。
一旦仮説を立てましょう。 ・マブのシンボルは、闇の力を集めるための装置である ・集められた闇の力は、異界またはイーゴの元に送られる ・各地のソウルバインダー達は、旅人のスキルをシンボルに送っている
うーん、何だろう、やっぱりアレに似てるような気がするのだけど…