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エルアン文明研究会

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動く力の源

[セレナイアの手記]

普段は通り過ぎるだけだけど 稀に見上げてみれば 遠い時代に想いを馳せることでしょう。

途方もない歴史に誰も疑うことをしないのは 大げさな英雄譚や、耽美な神話と違うのは 未だにその奇跡を現し続けているからだ。

アルターは、何のために作られて どんな役割を果たしたんだろう?

私たちの言葉で「アルター」といえば 何かを「変える」という意味になる。 これはつまり、「居場所を変える」ってこと?

モラ族たちが、アルターを作って間もない時代に 私たちは旅をすることができる。

エンシェントエイジ、つまり私たちが古代と呼ぶそこに行けば はるか昔に、モラ族が各地を開拓して 街を作っていく様を見るでしょう。

そして、そこには見慣れたアルターがある。 アルターは街の中心部にあるから 最初にアルターを作って、街を広げていったんじゃないかな。

開拓者や資材を運ぶため? でも、実はすべての街に、アルターがあるわけじゃない。

大量のノアストーンを抱いて、空に浮かぶ天空島シスと 山のように巨大な大樹の上に建つミトヤにはアルターがない。 その代わりに魔法陣のようなものがあって、他のアルターと同じように移動できる。

これは、移動するだけならアルターを必要としないってことで またこの2つの街には、アルターを必要としない理由があるってこと。

じゃあ2つの街の共通点を探そうってことなのだけど、これがまた難しい。 シスは、他の街に比べてもモラ族の高度な文明を感じられる場所で 島を丸ごと白い石壁で囲んで、綺麗な石畳に、完璧に整地された草地や採掘場がある。

一方ミトヤというと、シスとは正反対に自然が豊富で 太い幹や木の枝を削った通路に、土を踏み固めただけの居住区画 大樹を取り囲む川の船着き場や、崖の上の居住区を結ぶ橋はどれも素朴な木製だ。

ほどほどの自然と、ほどほどに人の手が入っている他の土地にくらべて あまりに両極端な街だと思う。

モラ族が、どうやって開拓してるのかっていうと ノアストーンの膨大な力を使っているらしい。 具体的にはどういうこと? ノアストーンの力で動く、タイタンと呼ばれる機械人形が各地にいるけど 土木工事なんかを人形にやらせている?

閃いたのは、こういうこと。 アルターはノアストーンの力の収集、または受信設備である ・集めた力を、タイタンや開拓者に分配している

シスの天空島には、いたるところにノアストーンがあふれているから わざわざ受け取る設備が必要くて 逆にミトヤは、なるべく自然の姿を残すために あえてアルターを作らなかったんじゃないかな?

こう考えると、開拓のリーダーだったモラの七賢者達にも なんとなく性格の違いみたいなものがあったような気がする。 私ならそうね、ミトヤさんよりシスさんの街づくりを見てみたいかな。

アルター、それは「世界を変える」ものかもしれない。