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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
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Page073 信じる神:それぞれの信じる神

[カザヒシのメモ帳]

サスールでの聞き込みも終わったところで、一通りまとめてみよう。 ある程度人が集まっている場所での聞き込みは終わったと言ってもいいはずだ。

まずはビスク。 入植者である彼らは出身地であるドラキア帝国のラル・ファク教徒がほとんどだ。 ノア・ストーンの力を使い神の愛を教え、世界を平和にしよう、というのが彼らの掲げる願いだ。 とはいえ特に戦士達には、神の愛よりも目の前の危機や現実的な問題が映っているようだ。 ノア・ストーンの力を制御すべく、もう八年もの間、イルミナ様が制御を試みている。 その力があれば、世界を平和に出来る。そう信じている人達が多い。

次にエルガディン。 竜神を敬う彼らは、竜たちと共存するための教えを守っている。 かつて五大英雄が竜たちと心を交わし、保護の対価として竜族からの協力を得た。 その竜族の力を用いて勢力を伸ばしたエルガディンにとって、竜との共存を続けることは大切だ。 端的にいえば、今後とも竜族と仲良くしていくための約束事、と言ったところだろうか。

地下墓地のマブ教徒たち。 力こそ真理を掲げる彼らは自らを悪と認めたうえで、弱肉強食の世界を制しようとしている。 別の神を信じていたが、裏切られたと考え邪教に堕ちた者たちの集う場所。 そして彼らに拾われた戦災孤児や、行く当てのない流浪人。或いは生粋の邪教徒。 躊躇なく闇の秘術を用い、最も強力な力といえるノア・ストーンを狙っている。

森を守るフォレスター。 かつてドラキアに属した父ジュネと共に、十二日間戦争に参加した青年、ウォルフガング。 ラル・ファクの神の愛を教えるためと言いながら、見知らぬ人の悲鳴を聞きながら殺した彼は、 ビスクのやり方に疑問を持ち、静かな森の洞窟へと去った。 そんな彼の考え方に同調したものたちが、ランダル洞窟に集い、自然の中で生き方を考えている。

エルビンのオーガたち。 彼らは彼らなりの暮らし方で、山麓の村で穏やかに暮らしている。 特に種族単位や集落単位で信仰している神がいるというわけではないようだ。

サスールの人たち。 宗教というよりも戒律と呼ぶほうが相応しい、独自の決まりごとに沿って生活しているようだ。 排他的ではあるものの、サスールに信用してもらえれば、友好的な関係を築くことができる。 彼らはボアド様の預言書に書かれた未来におけるノア・ストーンが招く悲劇を避けるべく、 日々厳しい鍛練を積み、ノア・ストーンの封印を狙っている。

各地を回り、色々な人に話を聞いてみた結果はこんなところだろうか。 結果的に観光にもなったし、今まで見えていたものが別の見え方になったり、 気にとめていなかったようなことにも気付くことが出来たため、正直楽しかった。

そしてどこの場所でも独特の考え方、それぞれの信じる神や人、生き方があった。 街の数だけ、集落の数だけ、人の数だけ、考えや生き方があるということは変わらない。

今回の宗教に関する調査はここまでだ。 先生にこれを提出したら、しばらくゆっくり休みたいかな。。。