[エルアン文明研究会]
撮影:ケアさん 文責:セレナイア
イーゴの手によってイルミナ城付近を根こそぎ 空に浮かべた浮遊都市バハ。
この地を訪れるのは「廟堂」と呼ばれる 恐ろしいダンジョンに挑む旅人がほとんどですが 少し寄り道をして、バハの周囲に目を向けると 大小さまざまな岩が浮かんでいるのに気づきます。
普段私たちが暮らす時代から3000年の時を経たこの世界では 生き物はほぼ絶滅していて、雪と氷に閉ざされた寂しい場所です。 そんな中、青々と茂る草木と豊富な水源はとても異質なものと言えるでしょう。
バハの東側、すこし高度の低いところに大きな岩の島が浮かんでいて 枯れていない草木と、気味の悪い赤い色をした水が流れています。 さらに驚くべきことに、人工物と思われる石の遺跡まで見つかりました。
通常、足を踏みいれることはできない場所ですが 我らがエル研メンバーの果敢な挑戦の結果 ついに島に接近しての撮影に成功しました。
こちらが、その貴重な写真です。 (画像クリックでフルサイズを表示します)
一見私たちの時代の風景に見えて、赤い川が異彩を放っています。
現代のイプス峡谷にある石のゲートと同じものにも見えますが 実はバハの下、つまり3000年後のイプス峡谷である雪原に ゲートはそのまま残されています。
つまり、浮島にあるのは私たちの知る遺跡ではなさそうです。
一体どこから現れたものでしょうか?