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エルアン文明研究会

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ダイアロスのヘビ考察~そのルーツ~

ダイアロスの、ヘビの姿

文責:きみえ12号(ちょいすけ)

ダイアロス島の歴史はエルガディン成立以前の記録は多くが失伝しており、
よくわかりません。
今回は、ダイアロス島でよく見かける生物、ヘビ達の今と昔の姿を調べて、
そこからダイアロス島の歴史について、幾つかの仮説を立ててみた考察記事です。

歴史については情報が無さ過ぎる部分もあり、否定材料も見当たらないという事で
一部ではかなり大胆な仮説を提唱しています。
それでもお読み頂き、何かがダイアロス生活の足しになれば、ありがたく思います。


では、ヘビの生態からまず調べていきたいと思います。

~ヘビの、生活~

ダイアロス島ではヘビをよく見かけます。
島に漂着して間もない旅人に勧められる探索地域である、ミーリム海岸やレクスールヒルズでも、まず子ヘビを見かけると思います。
若葉の旅人はきっと、まずこの子ヘビ達を襲撃すると思いますが、それでも人社会の近くは幼いヘビにとっては比較的安全なのかも知れません。各地を観て回れるようになれば、さらに多くのヘビ種を見つけられます。
また、ダイアロス島で消費される卵は大部分がヘビの卵です。ヘビの身体は肉や皮にも需要がありますし肝は薬、毒は武器になります。牙は旅人にとっては使い途はありませんが、島民はいい値段で買い取ってくれます。

これらの事から、ヘビは古くから様々な形で人々の生活に利用されて来たのだと思われます。


~ヘビの、進化~

ダイアロスのヘビには多くの種があり、生息域は広く水中から洞窟の底、降雪地帯にも生息しています。ですがそのドロップを見てみると、さほど変わり映えはしません。幅広い環境に対して、さほど身体を変化させなくても生存出来る高い適応力があるのでしょう。

また極端な環境では、短期間でその姿を大きく変えて適応する事も出来るかも知れません。
それは偉大なるレゾナンストゥエルブの研究成果の一つ、
ラーヴァの育成がその可能性を示しています。
スネークラーヴァの進化先は、実に6種。
体色は自然のヘビにはないものであり中にはブレス攻撃をする種もいます。スネークラーヴァの進化アイテムは各種ポーションですが、ラーヴァ形態を経て薬品を与える事により自然にいない品種を作出しています。

<7賢者の箱>

ダイアロスで活動する者達は、ときに7賢者の箱と言うモノを落とします。
ヘビ達も同様に箱を落としますが、箱の種類はヘビの種によって違い、
ロザロトの箱とユグの箱の2種があります。
7賢者自体に謎が多く、ヘビの落とす箱の違いが何を意味するかは分かりません。ですが概ね陸棲のヘビはロザロト、水棲のヘビはユグになっています。これは同じ種の箱を落とすヘビ以外の生物の生息地と重なる部分もあり、この事が7賢者の謎そのものを解くピースになるでしょうか?

ヘビの落とす箱には一般的な傾向から外れるモノもあります。スルト鉱山の深い竪穴に生息する毒蛇はユグの箱を落とします。この地に生息する他の生物、バジリスクコボルトはロザロトの箱を落とすため、毒蛇は彼らとは違うルーツを持つようです。
もしかするとエルビン山にはかつて水脈があり、毒蛇は地形の変化に取り残された種、
だったりするのかも知れません。
あるいはバジリスクコボルトが、他の土地から移入して来たのでしょうか。

~昔のヘビと、ヘビの未来~

preとは違うageに生息するヘビは、変わった特性を持ったヘビが多いです。
128年前のエイシスケイブには火水風地の4種の属性を持つヘビがいます。
このヘビ達は魔法を使うばかりか。ウィスプを従えています。
魔的というか、霊的というか、ファンタジー世界ならではの現象に適応しているようです。ちなみにここのウィスプは装身具をドロップします。

誰が名付けたか、それはブレスレット オブ ギデオン。
この名の由来は定かではありません。リアルでは旧約聖書に纏わる文献に関連がありそうですが、それはまた別のお話になりますのでここではこれまでにしておきましょう。

<ヘビ女>

warageアルビーズの森には、3人のヘビ女と白ヘビがいます。
誰が名付けたか、ヘビ女はそれぞれウルド、ヴェルダンディスクルドとの名前が確認出来ます。
この名の由来は定かではありません。リアルでは北欧神話を遺す文献に関連がありそうですが、それはまた別のお話になりますのでここではこれまでにしておきましょう。

ここの白ヘビを倒すと、ヘビ女が無敵になると言う呪術的な関係が構築されているようです。無敵状態を発生させる仕掛けは他の場所でも確認されますが、ヘビを用いてこれを達成出来るとは興味深い現象です。

ヘビ女型の怪物と言えば、火竜神殿にもヘビ女が召喚されます。
誰が名付けたか、このヘビ女はステンノとあります。
この名の由来は定かではありません。リアルではゴーゴンと呼ばれる怪物3姉妹の1人だそうですが、それはまた別のお話になりますのでここではこれまでにしておきましょう。
恐らくは、ヘビ女達に由来すると考えられるゴーゴンボウと言う弓がありますが、これのinfoにはまさにゴーゴンを倒して手に入れた弓とあります。
そしてこの弓を落とすのは、サベージキング。
サベージ族がゴーゴンを倒したとすれば、
それはフォレスターが拠点とする前のアルビーズにおいてでしょうか。

ヘビ女とは、火竜神殿報酬にもれなく付いてくる原初の卵から生まれる化身の幼生の進化先でもあります。火竜神殿といえばエルアン文明が建立した施設ですが、エルアン時代にも何らかの儀式は行われていたようです。であれば、エルアン人もまた化身の幼生を入手して育成していた可能性はあるでしょう。
もしかすると野生に放たれた、または逃げ出した幼生もいたかも知れません。
サベージが倒したとされるヘビ女、またwarageアルビーズに現れるヘビ女のルーツは、あるいはエルアン時代に儀式から生まれた原初の卵である、というのは想像力を働かせ過ぎでしょうか?


~化身の幼生に似た者、原初に近い者~

化身の幼生の進化先には火竜もあります。
また原初と関わりのあるペット、ウーの4種の進化先のうち、2つが大型爬虫類です。
ダイアロスの生物はモラ族が創った、、、らしいですが、島に生息するヘビ類の適応力や可塑性は、原初の血統をそのものである化身の幼生やウーと似た性質に見えます。
この様子から、モラ族はヘビや竜を造るにあたりカオス生物を雛形にした、
という仮説を思いつきましたが、、、どうなんでしょうか?
またそれらのヘビには、エルアン文明に由来する化身の幼生たるヘビの血統もまた混じっているかも、、、?
もしそうならダイアロスに棲む竜種には、直接モラ族に造られた竜種の他にも生存競争のうちにヘビから竜に進化した種がいるかも知れません。

ダイアロスでは、過去に何度か文明が栄えそして滅び、その度に情報が散逸しています。ですがモラ族に創られたり、人と深い関わりのあった生物からは、
きっと、失われた歴史を読み取る事が出来るでしょう。