本サイトはMMO「Master of Epic」の非公式ファンサイトです。
サイト内の内容はプレイヤーが独自に想像、考察した内容を含み、「Master of Epic」公式のものではありません。
また、本サイトに記載されるスクリーンショットなどの画像や
ダイアロスの世界観・固有名詞などについて以下の著作権上の注意をご確認ください。

(C)MOE K.K. (C)Konami Digital Entertainment 株式会社MOE及び
株式会社コナミデジタルエンタテインメントの著作権を侵害する行為は禁止されています。

エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
誰でもお気軽にお越しください!

ダイアロスの竜 考察 参 ~リザードマン~

時の狭間に座す、竜の長

文責:きみえ12号(ちょいすけ)


ダイアロス島の古い時代に、エルアンと呼ばれる文明が栄えていました。あるエルアン人の発言によれば、それはpreより1万年前になるそうです。ドラキア勢の調査によると、エルアン文明の中枢であったであろうエルアン宮殿は時間凍結なる術でpreの時間軸と切り離されていたそうです。そうされた理由は亜人の襲撃で陥落しそうになったから、とも。
時間凍結が解かれ宮殿に侵入してみれば、そこを占拠するはリザードマン。どうやらエルアン宮殿失陥の原因となった亜人とは、彼らリザードマンのようです。
かつてはカオスエイジにまで届いていたであろうエルアン文明を陥落させたリザードマンの戦力は、preの亜人種族とは比べ物にならないものです。ところがpreに到ってはリザードマンはハティル砂漠に残るのみ。現代のリザードマン達はエルアン文明に残る古のリザードマンに比べて弱体化したようには見えず戦闘能力はもちろん、過酷な環境においても独特の武具や高度なポーションの製造をも行っています。
なのに何故、リザードマンはpreの殆どの地域から姿を消しているのでしょう?
今回は、この経緯を考察してみたいと思います。


リザードマン文明の位置~

まずは当時のリザードマン文明が何処にあり、どれほどの規模であったのかを考えてみます。考える材料はエルアン宮殿のリザードマンが落とす、古びた地図です。
エルアン宮殿は時間凍結と呼ばれる術により、preの時間から切り離されていました。この状態が術の名のとおりであったならば、エルアン宮殿は術が施された当時の姿をほぼ留めているのでしょう。であれば内部にいたリザードマン達はエルアン時代にエルアン宮殿を襲撃したリザードマン達である、と考えられます。
preにおいて、古びた地図をドロップするのは基本的に地図が示す地に住む者か縁のある者です。ではpreの広い範囲の地図をドロップするエルアン宮殿のリザードマンは、それら地図の地域にまたがって繁栄していたのでは?と考えられます。
またハティル砂漠の遺跡はモラタワーに酷似した部分もありモラ族由来の遺跡にもみえますが、モラ族が衰退した後にはリザードマンがその残滓を引き継いだのかも知れません。
ではエルアン文明はどこで栄えていたのか?という事になりますが、エルアン文明はシスの天空島の後継、そんな説も語られます。エルアン文明の地上の設備は少なく、エルアン宮殿は本当に天空都市だった、のでしょうか。


~竜の棲む土地~

次に当時のリザードマンが置かれていた状況を考えてみます。
以前、竜種がうまく成長するためには原初の力が重要だと言う考察をしていました。そして水は原初の力の媒質になっていて、水が淀む地に大きな竜が棲むと。
大型の竜種が生息する場所は、ミーリム海岸にミッシー、カドゥス湖にカッシー、ゲオの大空洞にギュスターヴと、水の淀む地ばかりです。淀む水とは一ヶ所に留まる水と考えると、それは生物の体内も条件を満たします。生物の体液もpreに残る僅かな原初の力を含んでいる。
それらを裏付けるように、化身の幼生は血液を原料としたもので孵化しました。スカイドラゴンは軍竜として成長するために樹の実を必要とし、天空竜もまた仙果を摂取し、オルヴァンは森を繁殖地としています。かつてイプス峡谷に世界樹が育った時には、見た事もないサイズの千年竜種が世界樹に引かれて飛来しました。
そして雪と氷に閉ざされた未来イプスではアイスドラゴンが生まれています。
バジリスクなどもpreでは勢力の強い竜種ですが、スルト鉱山は原初の力を多く含むとされる竜岩石を産出しています。スルト鉱山は地上よりも原初の力が濃いのだとすると、水が少なくてもバジリスクが強い種である理由は説明出来そうです。
この竜の成長仮説を基にすれば、リザードマンがエルアン文明を襲撃した理由、またpreハティル砂漠にはリザードマンが残っている理由が、共に浮かんでくるのではないでしょうか?

エルアン時代、ダイアロス島の大部分でリザードマンが成長するだけの原初の力が足りなくなり、リザードマンは繁殖地喪失の危機に見舞われていた。そしてエルアン宮殿に存在する大樹を目指して進撃したのです。
ハティル砂漠にリザードマンが残存している理由は、ここには何処からか古竜の一種であるストームパニッシャーが飛来しリザードマンとの闘いに果て、虫に食べられる事により、竜が育つための資源が供給されるから。

つまり、プレイヤーキャラの未踏破地域のうちのどこかには千年竜型ドラゴンの故郷があるはずで、
そこにはまだmoe星の原始の姿が残されているはずです。