[ウィッチブレード]
・ものさしの整備(Luty法) Luty法とナツミナ法では、それぞれ「ポータブルステージの背景」と「ネイチャーミミックの分身」をものさし代わりに使って身長を測ることになります。
今さらですが、「物の量を測る」ということは- まず基準となる量(単位)を決めて、測定対象が単位の何個分あるかを求める ということだと思います。 ですから、「東京ドーム何個分」というような言い方も、立派な単位の一つでしょう。 また、例えば長さをメートル法で測ったり、インチ法で測ったりなど、異なる単位で測られた量も、測った量の性質が同じであれば、別の単位に変換して比較することが可能です。
Luty法で使うポータブルステージの背景には升目が描かれていますので、この升目を単位として高さを測ることができます。 ですからLuty法では、誰それの身長は「升目5.45個分」という単位で測られることになります。 でも、この単位のまま使うのではなく、他の単位に変換したほうが他のデータと比較するときに便利です。
現在、ダイアロスでは長さの単位として「メートル」が使われています。 ダイアロスで使われている「メートル」が、地球で使われている「メートル」と長さが同じである保証はないと思いますが、感覚的にはそれほど大きな違いはなさそうです。 ですから今のところダイアロスの「メートル」と地球の「メートル」を区別なく使うことにします。
というわけで、単位「升目」を単位「メートル」に変換するための準備をする必要があります。 ポータブルステージを北西台座の基礎部分に重なるように出現させ、両者を比べます。 これにより、1メートルがポータブルステージの背景ではどのくらいに相当するかを決めることができます。 ポータブルステージには土台があり、背景は土台の分だけ地面から少し浮いています。 土台にも当たり判定がないので、キャラクターの足は土台を突き抜けて下の地面に接しています。 ですから、背景が地面からどのくらい浮いているかを求める必要があります。
背景升目の様子 その結果- 背景は地面から2.0cm浮いていることが分かりました。 また、升目ひとつの高さは36.8cmとなります。 ですから、ある人の背の高さが「升目5.45個分」だとすると、 2.0+36.8×5.45=202.6cm と、変換できることになります。