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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
誰でもお気軽にお越しください!

2017-01-01から1年間の記事一覧

地下水路にて 03

[ウィッチブレードのひとりごと] その日私は、知り合いの鍛冶屋さんに頼まれて、ビスク地下水路に出かけることになった。 楽器作りの材料である硫酸塩と亜鉛を集めてほしいという依頼だった。 出かける前に仲間内から情報を集めてみると、目当てのものはロッ…

Page032 ガルム回廊調査記録:夜闇の中で

[カザヒシのメモ帳] 危なかった。あと数秒遅れていたら殺されていたかもしれない。 ついさっき、洞窟のあたりに、人の気配を感じた。 虎に見つからないように洞窟の中を覗き込むと、そこには人影があった。 黒い装束を身にまとったその姿は、どうやら『忍者…

Page031 ガルム回廊調査記録:気配

[カザヒシのメモ帳] 簡易まとめ 1:橋を架けたのがELG正規軍 →国力の回復を優先する正規軍らしくない。反乱軍の鎮圧、イルヴァーナ砦の建造を優先すべき。 . 現に六年後には砦が完成している。橋は砦とトンネルのあとに着手すべき。 2:橋を架けたのがELG…

帰り道

[セレナイアの手記] ネオクに来てから3か月くらいたったのかな。 ここでの生活にはすっかり慣れた。 でも、人々に触れあえば触れ合うほど 歴史を知れば知るほど、私と彼らの間の溝が深まっていく気がする。 悔しさをバネに、前に進むことは必要だと思う。 け…

Page030 ガルム回廊調査記録:不自然な橋

[カザヒシのメモ帳] War Ageから逃げてきたところで、一旦整理してみる。 十年後、あの場所に橋をかける意味は間違いなくある。 ELG軍が敵の本拠地へ攻め込むための道を増やすためのものだろう。 ビスクへ攻め込むため、イルヴァーナ渓谷を抜けてレクスール…

地下水路にて 02

[ウィッチブレードのひとりごと] イクシオンとタルタロッサについて、元々魚や鳥だったものが人っぽく変化したのだろうと、最初私は考えていた。 でも、そう考える根拠は何だろう? 確かに、鳥が魚をえさにするようにタルタロッサはイクシオンをえさにしてい…

地下水路にて 01

[ウィッチブレードのひとりごと] 私は今、とても興奮している。 この気持ちを、ひとりでも多くの人に知ってもらいたい。 だからこのことを記録しておくつもりだ。 何から書けばいいのか、よくわからないけど、とりあえず思いつくままに書いてみようと思う。 …

Page029 ガルム回廊調査記録:十年後の橋

[カザヒシのメモ帳] 迂闊だった。十年後のイクシオン達は、私のことなど知らないのだ。 『イクシオンが敵でないなら』ガルム回廊は比較的安全だ。だが時代が違った。 人気のない時間を見計らってWar Ageに行き、アルビーズの森を素早く走り抜け、ガルム回廊…

わたしって、だれ? その5

[ガブたまねぎの目に沁みたい話] 寒い…… 冷たい湖を泳いできた後なのに、待っていたのは一面の銀世界。 物思いに足を止めていると凍りそうだ。とにかく走り始める。 調べてきた情報によれば、イーゴの研究所は北にある。 あの柱も建物の一部なのだろうか? …

友情の証

[セレナイアの手記] 誰かと仲良くなるには、どうしよう? 笑顔で声をかけて、自己紹介をして、相手のことを聞いて 一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、プレゼントをしたり、内緒話をしたり。 それとも悪意を隠して、誰かの悪口を言って、共通の敵を作って 一緒…

わたしって、だれ? その4

[ガブたまねぎの目に沁みたい話] 「ホムンクルス」は身近な存在と思っていた。わたしにも一人、友達のホムンクルスがいる。 身近な存在だと思っていたからこそ、自分という存在との境界が曖昧になっていって、 今のような調査をすることに至った訳であるけれ…

Page028 ガルム回廊調査記録:崩れた橋

[カザヒシのメモ帳] 虎に襲われたくはないので、崩れた橋を渡った先にある木の上に座り、書いてまとめる。 最初に目に入ったのは、橋の真ん中にある小さな袋だった。握り拳と同じくらい、かな? 小さな鉱石のようなものが入っているようだが、一体なんでこん…

おひるにしよう

[ウィッチブレードのひとりごと] 道を進むと、アマゾネスの見張りの数が減ってきた。 一番危ないところは過ぎたみたいだ。 私は少しほっとしながらあたりを見渡した。 道の先には急な坂道が見える。 あの坂を上りきれば崖の上に出る。 あと少し。 私は坂の下…

賑やかな墓場

[セレナイアの手記] 今日もネオク地方の竜について調べている。 ネオク・ラングから半日ほど歩いた場所に 竜の墓場と呼ばれる場所がある。 見上げるほど巨大な竜の骨が風にさらされている。 ネオクの赤茶けた大地と違って地面まで白いのは 砕けた骨に覆われ…

よていへんこう

[ウィッチブレードのひとりごと] 会長のお気に入りの場所は、レクスール門から正面に見える、塔のような形をした岩山のてっぺんだ。 だいぶ前に一度、会長につれていってもらったことがある。 上からの眺めがよかったのを覚えてる。 でも- 岩山の周りをぐる…

Page027 ガルム回廊調査記録:調査開始

[カザヒシのメモ帳] ひとまず座学は一区切りになった。基礎的なこと、というのは終わったらしい。 十二日間戦争や各地の宗教の話などは、町の人からも聞いたことがあり、知っていることも多かった。 でもエルアン人と文明、古代モラ族や古代エルガディンの話…

竜の選択

[セレナイアの手記] エルガディンの人たちは、竜を崇拝して、竜を家族のように扱う。 でも、私にはこの「竜」についても不思議に思うことがある。 ネオク地方で見られる種類は1つじゃない。 まずは、スカイドラゴン種。 体長は5mくらいで、深い青色の体に…

さんぽにいこう

[ウィッチブレードのひとりごと] ベッドの上に横になりながら、カーテンの隙間から差し込む光をながめていた。 その光の強さから、外は晴れているのだとわかる。 気分転換に散歩でもしてこようかな。 何より、ゴロゴロしててもおなかは減るのだった。 広場の…

Page002 『もう一度世界を見る』

[カザヒシのメモ帳] ラスレオ大聖堂にある図書館で、詳しい話を聞くことになった。 不気味な人は言っていた通り学者で、あらゆる研究をしているらしい。 モンスターの生態、宗教や文化、地理学、考古学……とかなんとか、とりあえずいろいろだ。 写本の仕事や…

Page001 先生との出会い

[カザヒシのメモ帳] このメモには何でも書き留めろと先生は言った。 だとしたらまず、このメモを手に入れたところ……先生との出会いから書き留めておけばいいだろうか? 初めて先生に会った日は、雨が降っていた。 私はビスクの地下水路を走っていた。走るこ…

矛盾した願い

[セレナイアの手記] ネオクの暮らしにも慣れてきた。 冷え込む明け方には温かいミルクココアを飲んで お昼になったら細竹のコリコリした食感がうれしい エルガディン風山菜パスタを食べに行く。 ガードのお姉さんも言っていたけれど ビスクと違って水は貴重…

なにもするきがおきないよ

[ウィッチブレードのひとりごと] もう、お昼近くになるというのに、私はベッドの上でゴロゴロしていた。 何もする気が起きない。 二日前、尾行に失敗してからずっとこんな感じなのだった。 やっとつかんだチャンスだったのに・・・。 彼女の家をつきとめる前…

ぜったいにつきとめる!

[ウィッチブレードのひとりごと] ガードの人を呼ぶべきだろうか? ビクトリアス広場の入り口にはガードの人たちが常駐している。 大声を出すだけで、彼らはすぐに駆けつけてくるだろう。 子供たちを守るためにはそれが一番良いはずだ。 でも・・・。 そうす…

緊急レポート:魔法陣の様式について3

・魔法詠唱により現れる魔法陣 蘇生・回復魔法系 天使?のような人影が中央に見られる。 ビスク式とエルアン式の複合魔方陣 中央にエルアン式、周囲にビスク式の合成 ・その他 盾 ホームレコード とりあえずここまで。

やっとみつけた

[ウィッチブレードのひとりごと] テオ・サート広場の屋台で何か食べ物を買ってこよう。 私は部屋を出ると狭い路地をぬけ、木工広場に出た。 魔法研究所の横を通りかかったとき、黒い人影がビクトリアス広場に向かうのが見えた。 何気なくそちらに目をやると、…

エルガディンの調査報告書1

[ウィッチブレードのひとりごと] エルガディンの調査報告書 1:はじめに(調査目的) ダイアロス各地には様々な時代に様々な民族(文明)によって建てられた建造物が分布している。しかし一部を除き、個々の建造物がいつ誰によって建てられたのかは必ずしも…

緊急レポート:魔法陣の様式について2

・シス・ミトヤ様式(単にシス・ミトヤ式) 円や円弧を組み合わせた複雑な文様。 シスの天空島・ミトヤの大樹のメインアルター・ミニアルターに見られる。 主な機能はテレポーター。 シスの天空島メインアルター ミトヤの大樹メインアルター ミトヤの大樹ミ…

緊急レポート:魔法陣の様式について1

最近の会合で魔法陣のことが話題になっています。 ダイアロス各地にある魔法陣を実際に現地で観察しながら議論しています。 より良い議論のため、これまでに見た魔法陣を簡単にまとめておきます。 様式名はウィッチブレードが勝手につけたものです。 ・ビス…

きょうもからぶり

[ウィッチブレードのひとりごと] 空がうっすらと明るくなってきた。 早朝のセリに向けて人通りが増えてくるころだ。 そろそろ張り込みを止めたほうがいいかな。 はぁ。 私は一つため息をつき、姿を隠していた物陰から立ち上がった。 ずっと同じ格好でしゃが…

わたしって、だれ? その3

[ガブたまねぎの目に沁みたい話] わたしの肉体が島に来る前と後で同じなのか、違うのか。わたしは考えながら街を歩いていた。 調査を始めてまず初めに疑問に思ったのは、なぜ旅人には4種族しかいないのか、ということだ。 つまり旅人の種族はニューター・コ…