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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
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ぜったいにつきとめる!

[ウィッチブレードのひとりごと]

ガードの人を呼ぶべきだろうか? ビクトリアス広場の入り口にはガードの人たちが常駐している。 大声を出すだけで、彼らはすぐに駆けつけてくるだろう。 子供たちを守るためにはそれが一番良いはずだ。 でも・・・。 そうすればたぶん尾行は台なしになる。 私が迷っていると、彼女は再び歩き始めた。 子供たちからはなれ、広場を反時計回りに歩いていく。 私は少しほっとした。

それにしても、事案とアルケィナにはどういう関係があるんだろう? 子供たちを誘拐して、アルケィナの手先になるように教育するのかな? それとも・・・。 少し考えたけど良くわからなかった。 まあ良くわかんないけど、彼女が悪い人であることに間違いはない。 私は考えるのをやめ、後をつけるのに集中することにした。

しばらく後をつけていると、彼女は噴水の脇にいる兵士風の人に近寄り話しかけた。 ガードの人かな? 話をしている二人を見ていると、私はあることに気がついた。 もしガードとアルケィナが裏でつながっているとしたら・・・。 さっきガードを呼ばなかったのは正解だったかもしれない。 ガードを呼んでいたら、逮捕されたのは私のほうだったかも・・・。 私は背筋に冷たいものを感じた。

もし、ガードの人たちがアルケィナの仲間なら、子供たちを誘拐するのは簡単だ。 彼女たちが何を話しているか、近づいて聞きたかった。 どうせ何かすごく悪いことを話しているにきまってる。 でも、噴水の周りは茂みがまばらで簡単に近づけそうもない。 私は唇をかみながら、遠くから二人を眺めているしかなかった。

ガードの人と話し終わると、彼女は魔法研究所のほうに向かって歩き出す。 絶対に見失っちゃだめだ。 絶対に家をつきとめてやるんだ。 彼女の後をつけながら、私はそう心に誓うのだった。