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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
誰でもお気軽にお越しください!

よていへんこう

[ウィッチブレードのひとりごと]

会長のお気に入りの場所は、レクスール門から正面に見える、塔のような形をした岩山のてっぺんだ。 だいぶ前に一度、会長につれていってもらったことがある。 上からの眺めがよかったのを覚えてる。 でも- 岩山の周りをぐるぐる回っても登り方がわからない。 あれ? 会長につれてきてもらった時は、アルターを出してもらったんだっけ? 思い出そうとしたが、思い出せなかった。 どうしよう?

ちょっと考えて、かわりに空中階段に行くことにした。 せっかくここまで来たんだから、このまま帰るのはもったいない。 あそこならここと同じくらい眺めがいい。 ただ、道中が少し危ない。 アマゾネスの縄張りを通らなければいけないからだ。 私は肩からバッグを降ろし、中から携帯用の小型弓を取り出した。 威力は弱いけど、折りたためばバッグの中に入るのですごく便利だ。 弓を組み立て終わると、次に矢筒の中を確認した。 矢はちょうど10本。 ちょっと少ない気もするけど、別に狩に来たわけじゃないし、 危なくなったら逃げればいいや。 私はバッグを担ぎ、出発することにした。

しばらく進むと、橋を越えたあたりでアマゾネスの姿が見えてきた。 このあたりを縄張りにしている怖い人たちだ。 でも、優れたレンジャーは自分の気配を消すことができる。 私は彼女たちに見つからないように気配を消しながら道の端を歩いていく。 やがて見えてきた分かれ道を右手に進む。 左に進むと川まで下りていく道。 右に進むと空中階段が建っている崖の上まで上っていくことになる。

分かれ道のあたりから、崩れた岩積みの壁が見え始める。 これらの廃墟もエルアン人の都の跡だ。 会長はそう言っていた。 私はエルアン人の都の中を、アマゾネスの見張りに見つからないよう、 慎重に進んでいった。