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エルアン文明研究会

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Ghost of Mi-Rim

ゴースト オブ ミーリム()

文責:きみえ12号(ちょいすけ)

 

~友好の契り、仲間の徴~

イクシオンからの信頼が高まると取引を持ちかけられます。対タルタロッサのために資源を集めているようで、アイテムを納品すればどうやらイクシオン一族に伝わる装備と交換してくれます。要求される品を見ていくと、イクシオンが打倒タルタロッサのために練った戦術が見えてきます。
皮は防具、グリフォンの羽は矢、共に現在の彼らは持ち得ない装備。またタルタロッサの弱点となる火属性魔法メガバースト。なるほど、理に適った装備を目指していると思われます。
しかしよく考えると一つ、交換の企図がよく判らない品があります。
それはドラゴンフェイタライズ。

今回は、このドラゴンフェイタライズをイクシオンが求める背景を考察してみたいと思います。

 

亜人の一種、コボルトには調教スキルを持つ個体もいますし、イクシオンも何らかのビーストを調教して戦力を得よう、とするのは理解出来ます。しかし、何故ドラゴンフェイタライズなのか?何の竜族を何処でテイムするつもりなのでしょう?
イクシオンは亜人の中では活発に各地の情報を集めているようです。ガルム回廊の情報を入手していたり、人類が使う銀行と提携してさえいます。
であればドラゴンフェイタライズの存在を人類からの伝手により知ったのかも知れません。しかしそれなりに情報を得ているのであれば当然、エイシスケイブ周辺に竜族は居ない事も知っているはずです。つまりイクシオンにはドラゴンフェイタライズを入手しても竜族接触するあては無く、またその状況を理解しているとも思われます。
それでもやはり、イクシオンがドラゴンフェイタライズを求める理由があるはずなのです。
少し、別方面からタルタロッサにまつわる情報を見てみましょう。


~王国復興、共存共栄~

タルタロッサの肉には飛竜の餌としての需要があり、エルガディン復興への協力クエストでその納品を求められます。さて、エルガディンが飛竜の餌としてタルタロッサが適している事を知っているのは何故でしょう?
飛竜をペット化する育成クエストで、幼竜の育成のために多様な種類の肉を要求してくる所を見ると、エルガディンは飛竜の餌について深く研究している事が窺えます。であればタルタロッサの肉も適当に要求しているわけではないはずです。ではエルガディンはタルタロッサの肉が飛竜の餌になり得る事をいつ発見したのでしょうか?
moe公式HPの種族紹介によると、かつてタルタロッサはオークを捕食していたそうです。であればタルタロッサの活動域はミーリム海岸、ダーイン山に及んでいたはず。またpreビスク地下水路ではタルタロッサが子育てを行なっている事から、タルタロッサにはビスクを攻略する動機もあるはずで、エルガディンビスク時代にはミーリム海岸でタルタロッサとエルガディンの衝突はあったと思います。

さて、エルガディンとタルタロッサの戦があったならば、
結果はどうなったのか。

ミーリム海岸には灯台がありますが、ここはドラキア勢がビスクを占領して間もないリスティル時点でも存在している事から、この灯台の建築はエルガディンと思われます。
また飛竜の谷にはミーリム灯台よりさらに巨大な灯台が建っています。
ダイアロス島は長い間、嵐に囲まれていたため外洋に航海する事は不可能であり大型灯台の需要は無かったはずです。
では、これらの灯台の役割は騎竜兵の夜間飛行のためのモノではないでしょうか?
ネオク高原にあるエルガディンの監視塔を観察してみると灯火が灯されているのが分かります。この灯火の役割もおそらく灯台の灯りと用途は同じだと思います。
だとすればミーリム海岸は灯台を建てていたエルガディンの勢力圏であったはずです。

しかしpreエルガディンにはそのようなミーリムの過去を語る者はいません。皆、語るのはドラキアに敗戦したことばかりです。
ですがビスクには、タルタロッサの残滓が残っています。

 

~プリミュラのお願い~

preビスク、マーレ伯爵付きの双子モニコの片方プリミュラは、ドラキアの古銭であるチップと純白の羽を交換してくれます。純白の羽は今のところ上位タルタロッサからのドロップのみ。ではドラキア勢であるマーレ伯爵が持つ純白の羽の由来は何処か?
これは12日間戦争でエルガディンに勝利したドラキア勢が、竜神の涙や護符などの祭器とともにエルガディンから略奪したのでは無いでしょうか?

 

であればこの純白の羽が、かつてのミーリムでの戦の結末を物語ってはいまいか


タルタロッサは、エルガディンとのミーリム海岸での戦に敗北していた。それは純白の羽を落とす高位タルタロッサにすら大量の戦死者を出していた、、、
ゆえにミーリム海岸での優勢を失ったタルタロッサは、オークよりはるかに手強いイクシオンを襲撃しなければならなくなった。
そして皮肉なことに、この戦こそがイクシオンが当てもない竜との縁を求める理由ではないか。

かつてタルタロッサを地に落とした、ミーリムの空に舞う竜と騎士。
それがイクシオンがドラゴンフェイタライズに見出す物語ではないでしょうか?