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エルアン文明研究会

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Page033 ガルム回廊調査記録:新しい発見

[カザヒシのメモ帳]

新しい発見があった。水中に潜って水底を調べていた際、洞窟を見つけた。 ウンディーネの正面にある小島の近く、北に向かって潜る必要があるようだ。 ウンディーネに近づくのは自殺行為、と思って敬遠していたが、水中に洞窟が伸びているとは。 どこまで続いているのだろう? 場合によっては、アルビーズの森まで続いているかもしれない。 水中の洞窟に何かあるとは思えないけど……行ってみるしかない。

 

完全に私の想像を超えたものがあった。というか、あれが何なのか全くわからない。 洞窟は北に続き、西に曲がった後、さらに下方向に向かって伸び、そこで行き止まりだった。 それほど長くなかったのが幸いだ。私は泳ぐのも好きだから、あの程度の距離なら息も続く。

水底あったものは……いや、アレは『モノ』だろうか? 黒い波動のような何かが、水底に渦巻いていた。 迷い込んだらしきコボルトも魚も、その近くを平然と泳いでいたため、直接害はないようだ。

見ていると、なんだかすごく不安になった。すこし嫌な予感もした。 恐る恐る近づいてみると、少し水の流れがおかしいような気がする。あまりいい気分はしない。 不気味で、得体のしれない恐怖を感じるが、それが何かはわからない不安。 底まで潜り、どこにも洞窟が続いていないことを確認し、一通りあたりを見回してから、戻った。

戻る途中、洞窟が下方向に伸びる手前で、黒い肌のイクシオンに声をかけられた。 ガルム回廊のイクシオンは言葉を教わっていないのか、単に話したくないのか、話してくれない。 そう思い込んでいた私は、黒いイクシオンと話せることに驚いた。

その黒いイクシオン、ジグルドは、エイシス・ケイブにいる長老、ヴァルドの息子だという。 天敵のタルタロッサから離れて過ごしたいと願うイクシオン達を連れ、この地で過ごしていた。 だが、こんな奇妙なものが見つかったため、この場所を見張っているそうだ。

ジグルドはあれを『歪み』と呼び、歪みが何なのかはわからないが、 このガルムのイクシオンにとって危険なものでないか、 何かおかしなことが起きたりした場合は、すぐに知らせるためだと。 あの歪みについて何か知らないかと聞かれたが、残念ながら、それを聞きたいのは私のほうだった。

以前、この『歪み』の近くで見たこともないモンスターが現れたことがあるという。 ジグルドがそれをエイシスの長老に伝えた際、長老の頼みを聞き駆けつけた旅人達が現れ、 そのモンスターを討伐した、ということがあったそうだ。 その現象がもう一度起こる危険を考え、見張りは続けているらしい。

討伐したという旅人に話を聞きたいけど、旅人の多いこの島では手がかりが全くない。 イクシオン達が何か知っているのなら、そっちから調べよう。 エイシス・ケイブまで行って、聞いてみるしかない。