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エルアン文明研究会

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エリア境界の分類について04

3-2.人工物と天然物 目視によって同じ場所かどうか判断するとなると、一つ問題が生じます。 人工的な建造物の場合、見た目が同じでも全く別の場所であることがありうる、という問題です。 たとえば、集合住宅の階段を上り下りしているとき、学校の廊下を歩いているとき、自分が何階にいるのか、わからなくなってしまったことがないでしょうか? 階数表示を確認したり、部屋番号を確認したりして、自分が今どこにいるか確認する。 そういう経験をしたことがないでしょうか? 私は自分の部屋に帰るとき、隣の部屋の人が通路に出している鉢植えを目印にして自分の部屋の位置を確認しています。 人工物は同じものをいくつも作ることができるので、見た目では区別が出来ないことがあるのです。

一方、天然の岩壁の様子は、岩壁を形作る岩石の性質、気候などによる風化・浸食の具合、植生などによって様々に変化します。 つまり、同じ見た目の岩壁はこの世に二つと存在しないと言う事ができます。 一見似たように見える岩壁も、写真を撮って見比べてみれば同じかどうか判断できるはずです。

つまり見た目で場所の同一性を判断する場合、エリア境界が天然の岩壁の場合と人工物の場合では、判断の信頼性が異なることになります。 人工物のエリア境界では見た目が全く同じでも、異なる場所である可能性がわずかに残されていると考えられます。

4.標高の計算について 上に述べたように、不連続境界をまたいだ2地点の高度差を正確に求めることは、今のところ難しいと思います。 ですから複数の境界を持つエリアでは、できるだけ連続境界を使って標高を求めるべきでしょう。 不連続境界しか持たないエリアは、厳密には標高を求めることができないことになります。 そのため、こういったエリアの標高は参考値として扱うことにしたほうよいでしょう。

また連続境界でも、天然物からなる境界のほうが、人工物からなる境界よりも信頼性が高いので、同じエリアに両者が存在する場合、天然物からなる境界を優先させて標高を計算するべきです。

5.おわりに 以上、ダイアロスの標高を求める上で考えるべきことを思いつくまま述べてきました。 これらのことをふまえて求めた標高のデータは、後ほど投稿するつもりです。 結論から言いますと、不連続なエリア境界しか持たないエリアがいくつかあり、ダイアロスの全てのエリアで標高が求められているわけではありません。 しかし、いくつか興味深い結果も得られており、最初の試みとしてはそれなりに意味のある結果が出たのではないかと思っています。

本研究会ならびに研究会員のますますのご活躍と繁栄を願って、この投稿を終わりたいと思います。 ありがとうございました。