ゲイム界から観た神様像2
文責:きみえ12号
〇ゲイム界の神様像
偶像崇拝という言葉が合る
可視化された物、あるいは言語化された概念などを信仰の対象にすることであり、
それは人間に対する超越性を帯びた存在、神と呼ばれることもある
しかしサピエンスの能力では定義できない領域という予感は、神の持つ超越性を破綻させる
神の領域は定義不能であれば認識できたモノは常に神ではない、という理屈からだ
ゆえに今日に到るまで、偶像崇拝を禁止する宗教は多い
とはいえこの神の姿はとても苛烈で冷厳だ
ゆえに万人が耐えられるはずもなく、事実、現代には信仰を表した芸術が有形無形を問わず数多く残る
宗教は、原理だけではなく世俗的な欲求や利害関係から生まれたものも多く含まれている
宗教を眺めるときにはこういう視点もある
翻ってゲイム内宗教を観る時にもこういった視点は必要かもしれない
原理と世俗の間で揺れる宗教の姿を描かれている知れず、
NPCが語る神の姿が即、ゲーム内の神の姿であるとは限らない
そのゲームの神の姿は発言者の背景に隠れているかもしれない
さて、moe内宗教の神に、本質的には理解することのできない神
「沈黙する神」は設定されているだろうか
次回火曜日(2023/12/12)は「フリーテーマ」の予定です。
次回水曜日E鯖 (2023/12/13)は「世界線と時間をまたぐイーゴ達2」の予定です
次回土曜日(2023/12/16)は「対人タイタンやってみよう」の予定です。