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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
誰でもお気軽にお越しください!

掬い上げるのは光か闇か

[セレナイアの手記]

ここ数日、アルケィナの資料室に籠ってノアストーンの力について調べていた。 ノアストーンをはじめ、古代モラ族が使っていたのは「原初の力」と呼ばれるものらしい。

私たちが普段魔法として使っているマナの力は、原初の力をすごく薄めて使うようなもので 謎の災厄でモラの力が失われたときに、エルアンの人たちによって編み出されたみたい。

破壊魔法なんかを見ていると、魔法の力でも十分恐ろしいように思うのだけど 原初の力を直接使ったら、いったいどんなことになってしまうんだろう。

それと、エルアンの遺跡、宮殿が発見されたときの記録を読んでいて とても気になる一文を見つけた。 エルアン文明で研究されていた力を開放しようとした、ザハークという人物の発言だ。 「この死を告げる混沌の生物が、世界の光を、生を奪い、我らが望む繁栄の力を集めるのだ。」

前半はまあ、いいでしょう。古代モラ族と同じように、命を作り出すことができた彼らは 恐ろしい怪物も生み出してしまった。

それより私が引っかかるのは後半の 「世界の光を、生を奪い、我らが望む繁栄の力を集めるのだ。」ってところ。

光を、生を奪いっていうことは、要するに私たちを滅ぼそうっていうことだと思うのだけど それがどうして「繁栄の力を集める」ことにつながるんだろう?

私たちが邪魔なだけなら、「我らが支配する世界」とかそういう表現になるはずじゃないかな。

この文がヒントになって、糸がつながった気がする。

古代モラ族の業績をもう一度思い返してみると 荒れ地だった世界を開拓し、今のほとんどの生き物を創造した。

どうやって?そう、「原初の力」で。

つまり、私たち今いる生き物は ほんの少しかもしれないけど、原初の力を宿しているんじゃないかな。 ザハークは、その力を集めようとしていたんじゃないかな。

もしそうだとしたら、とても恐ろしいことだけど 似たようなことを、もっと執拗に、もっと周到にやろうとしている人がいる。

イーゴ。

彼は、これまでに度々私たちを、いえ、私たちだけじゃなくて あらゆる生き物を魔物で襲い、数えきれないほどの命を奪ってきた。

殺す、という直接的な手段じゃなくても たとえばソウルバインダーに差し出すスキルもそうだとしたら? 比較的平和な今の時代ですら 彼は着々と私たちの命から原初の力を集めているのかもしれない。

そう考えると、アルター、そしてマブのシンボルの関係にも、一つの仮説が立てられる。

アルターは、ノアストーンの原初の力を世界中に配っている ・マブのシンボルは、世界中に広がった原初の力をイーゴの元に集めている

アルターの、上から下に広がるような形に対して マブのシンボルは、下から上に広がるような形をしている。 どうでしょう、対をなしてるように見えてこない?