フリーテーマ「邦訳：Master of Epic」
文責：きみえ１２号
〇本日は少しメタ視点、Master of Epicを日本語で表現するなら？
→物語の原点？原典？
→原版(masterpiece)というニュアンスか？
・最古級の物語、ギルガメシュ叙事詩はepic of gilgameshとも。
・「Master of Epic」古今東西のお話に共通する要素を再編しようとしている？
〇深淵歩き
・英雄や若い神が深淵に潜る物語構造は古今東西、枚挙に暇がない
・それは死のモチーフを持ち帰ったり、不死性の喪失であったりする
・例えばイザナギの黄泉歩きやオルフェウスの物語
・プロセルピナの物語にも要素が見受けられる
→「原典」に近いのはイナンナの冥界下りなどか、、、？
・逆に古い神性を持ち帰ることもある
・ゼウスの雷霆の拝領、スサノオの高天原の追放
・後者の物語構造はMaster of Epicではカオスageに見受けられる
・古い神性、GK、LOCの撃破、ウーの拝領
〇バナナ型神話
・これも著名な物語構造の一つ、人の寿命にまつわるお話
・大まかにいえば
人は石と食物を選ぶ時、食物を選び繁栄を得たが
「石」が持つ永遠性、すなわち不死性を失った、という内容
・イワナガヒメとコノハナサクヤヒメのお話など。
・変若水などと表現される不死性の源を蛇に奪われるという形もある
・epic of gilgameshの蛇など
・「Master of Epic」は「石」を巡る物語
・ノアストーンはモラの遺産である。モラ族は時の番人を自称する
・モラ族は物語構造において
「石」を選び永遠を得たが代わりに繁栄を失った種族として描写されているのであれば
これは人の物語との対比になり、新しい物語の形とも見えるし
旧神との対峙ともとれる
〇蛇と竜
・蛇は物語構造の変化の中で悪性や神秘、超越的なモノを押し付けられ、竜へと長ずる
・獣の肉体、炎と毒の息、不死の鱗、
最新の竜、スカイリムのドラゴンはシャウトで「意味」を物理現象に置き換えられる
つまり意味を人間のスケールで定量化可能、など
・「Master of Epic」は「竜」の物語でもある
・イーゴは竜に長ずる
・エルアン文明の原風景にも竜が居る(賢王の証の素材はナジャとアレサン)
・天空竜の試練で拝領するのは、天空竜の涙。「石」である
・天空竜の首飾りの効果は。「HP吸収」、生命にかかわる能力である
→このイベントも古い物語構造を参照している？
ちなみに真っ赤な刀、ムラマサの能力は「アンデッド特攻」「吸血」
不死斬り、である
拝
涙
GRACIUS GIFT OF TEARS
次回土曜日（2023/09/02）は「かつてのマブ教」の予定です。
次々回火曜日（2023/09/05）は「サスールの動向について」の予定です。
