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エルアン文明研究会

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Page035 ガルム回廊調査記録:見えない線

[カザヒシのメモ帳]

信じられないことだった。 私はただ、水中に続く洞窟が地図に載っていなかったから、書き足しただけだ。 念のため地図を睨みながらもう一度あの洞窟に潜り、確認はとった。間違いない。

一体これがどういうことなのかはわからないけど…… 橋の東側にある小さな洞窟の行き止まりと、あの水中洞窟の行き止まりは地図の上で重なった。 つまりこの場所、この洞窟の先の真下で時空が歪んでいることになる!

あの時の歪みは、この場所と何らかの関係があるかもしれない。 地図にはまるで互いに引き合うように繋がった線があった。 短い洞窟の行き止まりと、水中洞窟の底にある歪み。 地の底の歪みからほぼ真上に、人為的に掘られたであろう中途半端な洞窟。

二つの線の端が重なり、まるで一つの点の様だった。それは地図だからこそ見える光景であり、 その点はつまり、上下に伸びた一本の見えない線を真上から見ているのと同じだった。 見えない線は洞窟の行き止まりからまっすぐ下で時空の歪みを起こし、さらに、その下? いや、あんなに深い地下のさらに先に何かがあるとは思えない。となると逆。 あの地の底からまっすぐ伸びた線は、この洞窟の行き止まりを通って……もっと上? この見えない線がもっと上に伸びているんだとしたら、それは何を意味するだろう?

ガルム回廊の上空に何かがあるなんて話は聞いたことがない。 もちろん、かつてあったなんて話も聞いたことがない。 空中に浮かんでいた文明があったとしたら、それはやっぱり、あのレクスールヒルズだ。

もしかして、その空中神殿とこの場所は繋がるのだろうか? だとしたら……見えない線は時空の歪みと洞窟と、空中神殿の三つを結ぶことになる。

調べよう。レクスールヒルズへ行かなきゃ。