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エルアン文明研究会

毎週火曜日・土曜日 23:00~ Pearlサーバー レクスール城門南の小部屋 で開催中
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こんにちはダイアロス、こんにちはヘビさん

【紫雲の憂鬱】

足に冷たい感覚があたり、意識が覚醒する。何をしていたのかさっぱり思い出せない。 確か自分はダイアロスという島を目指して船で何日も風雨と格闘しつつもついに大陸を目にしたのだ。 しかし、自分はその後が全く思い出せないのだ。 もしかしたら、死んでしまったのかもしれない。 自分が初めて死にものぐるいで求めたものは、ダイアロスという人々による幻想だった。 自分は今まで人生をかけてやりたいと思った事は無かった。 しかし、ダイアロスだけは別だった。 小さい頃から様々な事が言われていたものの、ダイアロスとは何かを断言した大人はいなかった。 だから、自分の目で見てやると、そう思って自分の全てを船に載せてやってきたのだ。 なのに、見えたのは一瞬だけだという微かな結果では勿論気が済むわけがない。 段々と視界がはっきりして、初めに目に入ったのは、

見た事のない生き物だった。

話を聞くと、どうやら自分は1度死んだらしい。 そしてこの目の前にいるモラ族?が自分を助けてくれたらしい。 そして、どうやらここが渇望していたダイアロスだという。 ここまで話してから、目の前のモラ族は目を伏せた。 今まではスラスラと事情を説明したのに、何故か言葉を詰まらせたまま何も喋らない。 自分は今までで最大級の不安を胸に感じつつも話の続きを促した。そして知ってしまった。

自分は性別転換し女の子になっていることを。

曰く蘇生に何らかのミスがあったそうだ。 しかも今までの旅人には無かったミスらしい。とんでもないミスをしてくれたものだ。 見た目が女の子で中身は男なんで誰が得するのだ。逆ならいいが。ともかく、この異常は治らないらしい。 生き返させる事は出来るのに性別転換は出来ないのは多少疑問に思いつつも世話にはなっている身なのだからと礼を言ってその場を去った。

来る前はあんなに興奮していたのに来てみると意外と頭の中は冷静だった。 とりあえず人に聞くのが1番わかり易いだろうと通りかかったモラ族に蘇生されたらしい旅人に話を聞いた。 そしてここダイアロスではお金を稼がないと生活出来ないらしいということが分かった。 色んな稼ぎ方があるが、その中でも戦闘による稼い方もあるらしい。ならばと1番無難だと言われた武閃ギルドの門を叩いた。 その間もたくさんの物を見た。

中には自分の常識では信じられない物もあったが、生活がかかっているので真っ直ぐに訪れた。 そこでは戦い方のコツを聞いた。 さっそく闘技場にあった店からモラ族に貰った資金を使いオススメされた銅の剣と盾を購入した後に ギルドの店からロウキックという攻撃について書かれた秘伝の書と言うものを購入し、財布は軽くなった。 何でも秘伝の書というのは読むだけで人知を超えた技を繰り出せるらしい。

そして海岸へと出た。名前は後で地図でも読んで調べるとしよう。 すぐに出て見えたのは自分の知識に当てはめるとサイズが一回り違うヘビがいた。 それでもこれはまだ幼少のヘビらしい。 その事に動揺しつつもヘビの1匹とダイアロスにて初めての戦闘を挑んだ。

最初は攻撃が当たらなかった。当たり前だ。剣など初めて使ったのだから当たるとは思っていない。 段々こちらの攻撃が当たらない事を焦ったのを見破ったのか初めて牙をこちらに向けた。 咄嗟に秘伝の書にあったシールドガードを見よう見まねでしてみたが、当然ヘビはするりと盾の脇を抜けて自分の脇腹をがぶりと噛んだ。 勿論痛みはあったが、思ったよりも痛くない。 蘇生により女の子になってしまった自分であるが、身体能力は落ちていないようだ。 まあ、噛まれるのは痛いが大したこともない。毒もないようだった。 そしてそれから更に何度か攻防を繰り広げ、遂に一撃入れる事が出来た。 が、勿論サイズが桁違いのヘビにはそれだけでは不十分だった。 さらに剣やキックによる攻撃を加え、噛まれつつも遂にヘビは力尽き、その場に倒れ込んだ。 自分はその死体からヘビの肉を取った。これがギルドの要望でお金をくれるのだ。 そして何体かヘビと戦い肉を取った。十分な数を集めたのでギルドに届けに行った。

どうでもいいが胸が邪魔に感じる。 後ギルドマスターは何故こんなにもファンだと聞いてくるのだろうか?まあもういいのだが。 そして稼いだ僅かなお金を手にしパンと水を買った。それを一気に飲み食べる。 自分で初めて稼いだお金による食べ物は美味かった。 後ギルドマスターから報酬として包帯を貰った。何でも傷の回復が早くなるらしい。 さて、まずは何度かヘビと戦いお金とギルドの評判を稼ぐか。